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第24回日本音楽療法学会関東支部地方大会(東京)

第24回関東支部地方大会(東京) 最終案内はこちら
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東京大会開催にあたって

関東支部長:平野 夏子

関東支部会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか?

私事ですが、先日、担当している認知症病棟の歌唱活動の制限がついに完全解除になりました。「今頃?」と思われる方も多いでしょうが、同様にこの夏ようやく「歌っても良い音楽療法」が戻ってきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。「歌いながらやるとやっぱり反応が違うなぁ」と、しみじみ歌える喜びをかみしめています。
さて、今回の大会では、会員一人ひとりが主体的に参加し、学びあい、交流する大会を目指されていると伺いました。なんと、講師料がゼロ円の予定という、これまでにない地方大会になるようです。「偉い先生の講演を聞きにいく」のではなく、参加者一人ひとりが発信者であるということに「本気で取り組む」はじめての大会と言えるかもしれません。

大会長であり、この6月に本学会の理事長に就任された二俣泉先生がこの数年繰り返し仰っていますが、音楽療法(音楽で支援する仕事)の国家資格化を実現し、より多くの人に支援の手を届けるために、今はできるだけたくさんの事例報告を積み上げておくことが求められています。特に、より身近な地方大会では、「立派な研究」でなくてもいい、音楽によって対象者を必要な誰かと「つなぐ」ことができた事例を(それなら自分にも書けると思われた方は多いはず!)ジャンジャン報告して、皆で大会を盛り上げて参りましょう!

自主シンポジウムや、公募ワークショップも楽しみです!関東支部には豊かな人的資源があり、それこそが我々の財産であると思っています。会員の皆様が参加し発表されることで、この大会は盛り上がってゆくはずですので、ぜひ多くの方のご参加を期待しています。

大会長挨拶

大会長:二俣 泉

東京大会のテーマは「うたう、あそぶ、かたる」です。これらはいずれも、音楽療法の根幹に関わる営みです。この3つは相互に関連しあいながら、私たちの実践・研究を形作っています。

うたう:「歌う」や「唄う」という漢字が一般的ですが、「謳う」という表記もあり、これは「方針や理念をはっきり主張する」という意味を持ちます。私たちは実践の場で対象者と共に「歌う」喜びを分かち合うと同時に、音楽療法という営みの価値を、社会に向けて力強く「謳う」責任を担っています。対象者の「歌」を引き出し、その意義を外の世界に「謳う」——この双方向のプロセスが重要です。共に歌い、そして何を謳うかを議論していきましょう。

あそぶ:英語の「play」が示す通り、「遊ぶ」ことと「奏でる(演奏する)」ことは地続きの行為です。音楽療法における「遊び」は、既存の枠組みを超えて新しい自分に出会い、そして他者と出会う真剣な行為です。音楽療法は、対象者が「遊べる」ようになることを支援するものだと言えます。音楽療法士自身が豊かな「遊び」の世界を持っている必要があります。大会の中でも、皆で大いに「遊び」たいと思います。

かたる:現場で経験した「言葉を越えた現象」を「言葉にすること」は、とても重要な営みです。音楽療法における非言語的な交流をどう語り、どう共有するのか? 本大会が、音楽療法実践の知見を持ち寄り、未来へとつなぐ豊かな「語り」の場となることを願っています。

なお、会場となる昭和音楽大学は、小田急線「新百合ヶ丘駅」から徒歩4分と非常にアクセスが良く、新宿駅からも20〜30分ほどで到着します。また、沿線の「下北沢駅」周辺は、個性的な飲食店、古着屋、小劇場、ライブハウスなど、日本屈指のサブカルチャーの発信地として知られる魅力あふれる街です。学会のお帰りに、東京の文化の一端に触れてみてはいかがでしょう。
多くの皆様のご参加とご発表を、実行委員一同、心よりお待ち申し上げます。

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